1208 中学数学

浅野です。

定期テストの出来はどうだったのでしょうか。

Nさんは恐れていたことが現実になっていました。どうしても計算でミスが減らなかったのですが、テストでも同じことになっていました。ただ、そこから自分なりに分析していた姿勢を積極的に評価したいです。このブログでも再三指摘してきたプラスとマイナスのミスに加えて、分数の計算が遅いと自己申告してくれました。というわけで今回の計算練習は分数の計算にしました。そこでも3~4割ほど間違えてしまいました。それでも間違えたところを原因別に色分けして示していました。ミスそのものは褒められたことではありませんが、これほど緻密な対処ができるのはすごいことです。

Tさんは前回の雪辱を果たしました。今回は特に基礎を意識したかいあって、まずまず納得できる結果だったようです。図形が得意だということもプラスに作用しました。詳しく見ると比例・反比例の応用などにまだまだ向上の余地はあります。今度模試を受けるそうで過去問か想定問題を見ていました。そこで簡単な計算問題も難しい文章問題も同じような配点であることに気づきました。ということは簡単な問題を確実に解くのが戦略的には有効です。そう、数学の試験は得てしてそうなのです。

Oさんは得意分野と不得意分野がわりあいはっきりとしているようです。図形の角度を求めるのは得意で、一次関数の応用が苦手みたいです。次回に試験答案をもとにして詳しく検討したいです。三角形の合同などの証明については手順がよくわからないとのことでした。確かに証明問題の解答をただ前から順に読んでもわからなくて当然です。それで証明になっていることはわかっても、なぜそのような手順を思いついたのかが書かれていないからです。自分で考えるときはむしろ逆に解答の終わりから逆順に考えます。これも次回いくらかできればと思います。