「しぜん」クラス担当、梁川です。
この日(3/8)体験参加してくれたJ君と、「しぜんC2」(月曜)のいつもの仲間たちで、谷を滑り降りました。谷のさらに下方を覗くと、いくつかの倒木が谷にかかって屋根のようになり、谷との隙間にあたかも「ひみつ基地」のようになった空間が見えました。面白そうだから、さらに降りていきました。
そこはけもの道。確かに、鹿らしい足跡や、糞の痕跡がありました。
「あ!」と誰かが何かを見つけました。やわらかい地面の感触。足元にかすかな水の流れがあり、谷の下の方へと続いています。
かすかに流れの元を注意深く辿っていくと、地面の隙間から、ちょろちょろと水が染み出している場所を発見!その先はもう流れがなく、確かに地面の中なのでした。これは紛れもなく、「川のはじまり」でした。
大地に蓄えられた水は、やがて川になって流れ・・・。みんな、そのフレーズ自体、どこかで聞いたことはあるみたいでしたが、見たことは初めてでした。この日のことを忘れないでいて欲しいです。
山下です。
一生の思い出として鮮明に心に刻まれますね。
素晴らしいです。
コメントを有難うございます。私にとっても、大人になってからの、初めての発見でした。子どもたちと一緒になって、山を身近に感じられることに、ひたすら感謝です。
受講生母です。
さっそくこの感激を、しぜんにっきに書いていました。絵は苦労しておりましたが。新学期にまた見てやってください。こちらに写真を添付しようと思いましたができないようなので。
当然のことながら、「見つけられてうれしかったです」のあと、「もっと川のはじめを見つけたいです。」と結んでいます。
今年度のはじめは、どうなることかと思っていましたが、自然はいつも通りで、ずいぶん助けられました。自然への感謝の気持ちを新たにした1年でした。
また来年もよろしくお願いいたします。
コメントを有難うございます。
そのように感じて頂けて幸いです。思いがけない発見がしばしば訪れることが、森での活動の良いところだと思います。きっと川の始まりは、まだ見つけていないだけで、他にもどこかに隠されているのでしょう。
これからも「おもしろい」と「ふしぎ」を沢山発見・共有できるよう、ささやかなガイド役を務めさせて頂ければと存じます。