山下です。
以前書いた巻頭文を読み返しました。
>>学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや――根気強く学び続けるために大切なもの
「親として子どもの学習をどう支援すればよいか。私は、親こそ復習の大切さを伝える人であってほしいと思います。」の一文で始まります。
復習の大切さを語った内容です。
誰でも頭ではそのとおり、と思っていますが、実践は難しいと思います。
たとえば英語学習です。どれだけの高校生が中学時代の英語の復習をしているでしょうか。
はなはだ疑問です。
山の学校の英語特講では、中学生も高校生も、私が担当する場合、必ず中学1年の復習からスタートします。完全に積み残しがないことを確認してからでないと、先に進みません。
スポーツと同じく、勉強は基礎に始まり基礎に終わります。
基礎ががっちり固まれば、実力は末広がりに高まります。
このことを「論語」では、「本立て道生ず」と述べています。