山下です。
最新の巻頭文のタイトルは、「真似ること」。
子どもの模倣について掘り下げて考えました。
ここで書いていること(とくに最後の段落)をふまえると、親は子に勉強せよ、と言う前に、勉強したくなる環境を用意することが先決となります。
親自身が学ぶことを楽しみ、何かに没入するなら、その姿を「模倣」し、子どもは否が応でも親のように無我夢中で学ぶでしょう。
何をどう学ぶかについては、親の思うようにはなりませんが、学ぶことにかけるエネルギーは、親が手本を示せば子どもはおのずとそれを「模倣」するでしょう(もちろん、例外はありえますが)
家庭環境が子どもの学びの姿勢に大きな影響をもつ、というのはそういうことだと思います。