福西です。
『クマのプーさん えほん』(ミルン、石井桃子訳、岩波書店)を読んでいます。
この日は、6冊目。「プーのほっきょくたんけん」を読みました。ナンセンスが光るお話です。(あらすじはこちら)
クリストファー・ロビンはみんなを率いて、ノース・ポール探検に出かけます。けれども隊の中にはノース・ポールが何であるかを知る者は、一人も含まれません。
(知らない言葉を空想で補うことから来るズレが物語の糸口となるのは、『クマのプーさん』の一つの型です)
結局、ルー(カンガルーの子供)が川に流され、それを助けようとしたときに使った棒きれが、「ノース・ポール」として立てられ、祀られます。その棒きれを拾ったプーの功績がたたえられ、コブタは軽い嫉妬を覚えます。
この話のオチは、またしてもイーヨーなのですが、ここでは伏せておきます。
山下です。
一冊、一冊声に出して皆で楽しむ。その経験こそ宝物ですね。
山下先生、福西です。ありがとうございます。
>一冊、一冊声に出して皆で楽しむ。
それを念頭に、「次の本」を選ぶのが、私の毎回の楽しみです(^^)。