1027 中学数学

浅野です。

計算ドリルでも時間を意識することを試してみました。中一の二人に正負の数の四則演算を時間を意識しながら解いてもらいました。

Nさんは素早く一通り解き、見直しをしていくつか間違いを修正してから提出しました。そして答えあわせをすると、2問間違いでした。スピードは速いのですが、間違いが目立ちます。後半には方程式の文章題をいくつか解いてもらいました。方程式を使わない考え方のほうがまだやりやすそうに見えました。

Tさんは計算ドリルで4問間違いでした。どれもちょっとしたミスです。時間を意識しすぎたのかもしれません。特にまずいやり方をしていたわけではないので、あとは練習量かなと思います。後半は新しく習いつつある比例の問題を渡しました。ここでは関数という新しい概念が登場します。問題に直面して理解が混乱してきたようだったので、Tさんはノートを見返していました。そのようにしてしっかりとした揺るぎない理解を構築してもらいたいものです。

Oさんは計算ドリルも一次関数で学校の進度と合わせてみましたが、今回の問題の意味をつかむのに苦労しました。ある一次関数とx軸あるいはy軸との交点を求める問題です。二つの一次関数の交点を求めるのはできるようでしたが、x軸やy軸との交点を求めることに戸惑ったようです。x軸はy=0、y軸はx=0の一次関数だと考えられるので、実は同じやり方でできます。そう説明すると理解してもらえたのですが、x=2といった答え方をしてしまいました。座標を聞かれているので(2, 3)のように答えなければなりません。もしかすると問題慣れをしていないのかもしれません。