ギリシア文学の国際性、今むかし(過去の講演会より)(2021/02/26)

事務担当の梁川です。

山の学校では、以前『ギリシア文学の国際性、今むかし』というタイトルで、中務哲郎先生に講演をしていただいたことがございました。私もワクワクしながらそのお話に引き込まれていったことを覚えております。

その時の公演記録を、亮馬先生が、こちらに記して下さっています。是非ご一読下さい。『ギリシア文学の国際性、今むかし』(「古典の夕べ」リポート2015年2月)

ふと、私がこの講演のことを思い出したのは、今回、『ギリシア・ローマの歴史を読む』(担当:大野普希先生)というクラスが新設となったからです。大野先生が授業のテキストに使われる、古代史家モーゼス・フィンリーによる論考の中に、“The Ancient Greeks and Their Nation”というものがあり、「10頁ほどの小論ながら、私たちが当たり前のように「古代ギリシア人」と呼ぶ人々にとって「ギリシア (人)」とは何であったのかという根本的な問いを投げかける刺激的な論考」なのだそうです。
(ギリシア・ローマの歴史が好きで、かつ英語も勉強したい、という方がもしいらっしゃれば、夢のようなクラスなのではないでしょうか!?)

山の学校では、古典ギリシャ語で書かれた諸々の古典を原典講読をするクラスも揃っていますが、そちらと合わせて是非ご注目頂ければと存じます。