ことば1年(2020/6/3)

福西です。

新しいクラスです。今学期からよろしくお願いいたします。

このクラスでは、毎週1冊、低学年向けの児童書を選んで、読むことを予定しています。

初回は、『みちくさ一年生』(あまんきみこ、講談社)を読みました。

受講生のWちゃんは、すらすらと、気持ちを込めて読んでくれました。

読んだ後、内容を確認しました。

前半は、はらっぱで道草をしてしまったこと。後半は、教室に入りたくても入れないこと。

主人公は、なおこちゃんと、たえちゃんという、一年生の二人。

前半では、なおこちゃんが先生にしかられることを恐れて「かえろう」と言い出し、たえちゃんがはげまします。

後半では、たえちゃんが教室のドアを開ける勇気を出せず、なおこちゃんがはげまします。

「もし自分だったらそういう時、どうしよう」と、等身大の関心事として、読者に伝わる内容でした。

後日、たえちゃんのお母さんが、

「ああ、ふたりとも 大きくなったわねえ」
と、にっこりしました。

と感慨にふけるシーンがあります。お母さんの知らないところで解決した秘密のできごとは、二人を内面から成長させたようです。

このあまんきみこの「一年生」シリーズは、読後感がすてきです。おススメです。