かず5~6年A(2020/2/19)

福西です。

この日は受講生のMちゃんとマンツーマンでした。

先週考えていた論理パズルの続きをしました。

鍵のかかった青銅の箱が4つあり、それぞれ表に1、2、3、4の数字が1つずつ重複なしに刻まれています。そして箱の中には、それぞれ真珠、琥珀、金、銀が1つずつ重複なしに入っています。そこで、必ず真実を述べる巫女のカサンドラが、次のように箱の中身を予言しました。
「琥珀は真珠よりも、真珠は金よりも小さな数の箱の中にあるが、もし銀が真珠よりも小さな数の箱の中にあるときは、琥珀は1の箱の中になければならず、もし銀が真珠よりも大きい数の箱の中にあるときは、琥珀は2の箱の中になければならない。」
さて、1~4のどの箱に何が入っているでしょうか? その答が一意(一通り)であるかどうかも示しなさい。

この解答を作文用紙に書きました。

(「こ」=琥珀、「し」=真珠、「き」=金、「ぎ」=銀)

Mちゃんの解答

問題の文より、右のことが分かる。

「こ」<「し」<「き」…A

「ぎ」<「し」→「こ」=1…B

「ぎ」>「し」→「こ」=2…C

Bの時、

 1   2   3   4

「こ」<「ぎ」<「し」<「き」

で、おかしくない。

Cの時、

 1   2   3   4

「×」<「こ」<「し」<「き」か「ぎ」

で、おかしい。

よって、答えは1=こはく、2=銀、3=しんじゅ、4=金

の1通りになる。

『算数が好きになる本』(芹沢光雄、講談社)のp136~142を読みました。

内容は作図です。垂線の引き方をおさらいしました。