浅野です。
Nさんからは新しく学校で習った指数について練習をしたいというリクエストを受けていたので、その練習問題を用意してきました。みなさまにもご記憶があると思いますが、(-2)^2と(-2^2)とを区別することが最も重要です。前者は(-2)×(-2)のことなので4です。後者は(-2×2)のことなので-4です。このちがいを確実に識別できるかに尽きます。
Tさんは早くも文字式の範囲に入りました。まずは文字式の表記のきまりに慣れることです。そのきまりとは「×」を書かないことです。では割り算はどうするのかというと、逆数にして掛け算だと考えます。正負の数の計算練習をしているときにも同じような発想をしたことをTさんは思い出してくれました。
Oさんはまず連立方程式の計算練習をしました。新しく学習する項目なので練習が必要です。この分野で最も典型的なミスは、方程式全体を2倍や3倍するときに、定数のところを2倍や3倍にすることを忘れることです。それ以外は中1で学習した方程式と同じなので、それほど間違うこともないでしょう。
文字式については基本的な問題を飽きるほどやりました。自分の理解を定期テストで「テスト」してみて、その見直しをしっかりすれば次の範囲に進んでもよいでしょう。
試験でどうやれば点数を取れるか?についてのヒントが開陳されています。どの生徒にも試験ではよい点数をとって自信をつけてほしいです。他人と比べて発奮するのもイントロとしてはよいですが、一番の動機づけは克己心あるのみです。できたと思っているレベルが一番危ないものです。これでもか、これでもか、と基本的な部分を反復することで、目先の正解率(というか解答率)は変化なしのように見えても、新たな課題に挑戦する力を養っていると見ることもできます。