福西です。
『クマのプーさん』(ミルン、石井桃子訳、岩波少年文庫)を読んでいます。
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「6 イーヨーがお誕生日に、お祝いをふたつもらうお話」を読みました。
この日はT君とマンツーマンでした。
T君の要約です。
『イーヨーの誕生日』
ある日プーが遊んでいると、イーヨーがかなしそうにしていました。そこで、何がかなしいか聞いてみると、今日がイーヨーの誕生日だということを教えてもらいました。プーは誕生日にさみしそうにしているのがかわいそうになって、一度プレゼントを取りに帰ろうとします。帰ると、コブタに会い、一番小さなはちみつのびんをあげることを言います。コブタは二人からのプレゼントとしていいか聞きましたが、だめと言われたので風船をあげることにします。プーは、はちみつを持っていくと中、うっかりはちみつを食べてしまい、びんだけあげることにします。
一方コブタは、一番最初に気づいたと思わせるため一番最初に届けようとしますが、こけてしまい、風船をわってしまったので、イーヨーには「風船だったもの」をあげました。そこへ、プーがやってきて、つぼをあげました。そこでイーヨーは思いつき、ずっとつぼに風船だったものを入れたり出したりしていたので、みんなうれしそうでした。
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「7 カンガとルー坊が森にやってきて、コブタがおふろにはいるお話」を読みました。
カンガルーのカンガ(母親)とルー坊が、ウサギの家のそばに住みはじめます。ウサギは新参者をよく思わず、追っ払いたいと考えています。その片棒をプーとコブタが担がされます。
ウサギの計画では、
1)ルー坊がカンガのふくろから出たところを狙って、コブタがカンガのふくろに入りこむ。
2)カンガの気付かないうちに、ウサギがルー坊を連れ去る。
3)カンガが森から出ていったら、ルーの居場所を教えてやる。
というものでした。
この計画で、コブタはカンガに苦い薬を飲まされたり、水風呂でごしごしされたりと、ひどい目に遭わされます。一方、ウサギとルー坊はすっかり仲良しになったのでした。
ウサギとカンガのすっとぼけに、プーもコブタもついて行けていないことがポイントなのですが、今回は全体的に筋の分かりにくいお話だったと思います。
来週、また要約を書いてもらいます。
『クマのプーさん』のお話は、あと3つです。
“「クマのプーさん」を読む(2020/1/16,23)” への1件のフィードバック