福西です。
『数学ガールの秘密ノート 式とグラフ』(結城浩、SBCreative)を読んでいます。
第4章の演習問題を解いた後、第5章の「交わる点・接する点」を音読しました。(前回はこちら)
図形の世界と数式の世界で、同値になる表現を行き来しました。
具体的には、
「y=x2-2xで表される放物線と、y=0で表されるx軸との交点を求める」
という図形の世界での表現が、数式の世界では
「方程式y=x2-2xとy=0の連立方程式を解く」という表現と同値であることを学びました。
何と言ってもポイントは、x軸がy=0で表されるということです。
・y=0も1本のグラフ。
・y=0は1つの数でもなければ、1点でもない。
・y=0も1本の式。
この認識をぜひ養ってください。
そうすると、これからしょっちゅう「交点を求める」や「方程式を解く」という話が出てきますが、そのつど、「よし!」となります。
来週は第5章の演習問題を解き、エピローグを読みます。
再来週から、新しいテキストに入ります。引き続き同じシリーズの、
『数学ガールの秘密ノート 学ぶための対話』(結城浩、SBCreative)です。よろしくお願いいたします。
(注:最初、同シリーズの『場合の数』を予定していましたが、変更となりました)