浅野望です。今回は円錐の表面積について考えました。
まず,円錐の展開図を書いてみました。すると,底面である円と,その円よりも大きな半径を持つおうぎ形の2つの図形で書けることがわかりました。
次に,そのおうぎ形の面積の求め方を求めました。上の2つの図形の円周は同じことから,
(そのおうぎ形の円周)÷(そのおうぎ形が持つ半径の円)×360°で,おうぎ形の中心角がわかり,面積が求められることができました。
今までは,中心角が与えられているおうぎ形の円周や面積を求めてきましたが,今回はいわばその逆の作業をしたことになります。
「今やっている作業と逆のことをすると,何ができるか」と考えてみることも算数や数学の醍醐味かと思います。