「算数が好きになる本」を読む(かず5~6年A2019/10/23)

福西です。

新しいテキスト『算数が好きになる本』(芹沢光雄、講談社)に入りました。

p21まで読みました。

「多い少ない」「大きい小さい」といった問題を、個人個人の感覚をベースに議論すると、まとまる話もまとまりません。そこで活躍するのが、「共通認識」としての数字です。

さらに、その数字がどのようにして導き出されたのか、「人に説明できる」ことが大事だということも理解しました。

 

また、身近な出来事の中から、「計算したことのない」ものを探して計算してみると面白そうだ、という内容に触れました。

以下はテキストにあった例です。

電車の「ガタン・ゴトン」はレールのつなぎ目の音ですが、レールは1本約25mだそうです。

そこで、1分間に「ガタン・ゴトン」が60回聞こえたとすると、電車の速度を次のように計算できます。

25m×60回=1500m

これを時速に直すと、

1.5km×60分=90km(時間)。

よって、日常の会話で、もしガタン・ゴトンが1分間に60回聞こえたら、「この電車は時速90mだね」と友達に言うことができます。これってちょっと面白くないですか? という話でした。