浅野直樹です。
時には英語学習の果てしなさに対して途方に暮れることもあります。
どれだけ単語を覚えても未知の単語に出くわしますし、知っているつもりの語でも熟語表現になるとよくわからなかったりします。似ている意味の語句の使い分けも難しいです。
そのように感じてつらくなったときには以下のような考え方があります。
私たちの日本語の使い方を振り返れば容易にわかるように、ネイティブでも知らない語や間違った使い方をよくします。時代によっても言語は移り変わることも考え合わせると、完璧といったものはありません。だから多少できなくても大丈夫です。
また、ゲーム感覚で目の前のことに集中するのもありです。知らない語を書き出すとか、聞き取れなかった部分のスクリプトを見るとかです。
これまでに進んできた道のりを振り返るのもたまにはよいかもしれません。そうしたら進歩を感じるはずです。
論文でも映画でも、あるいはレシピでも、好きなことに関して英語に触れていると自然に英語がわかってきたというのもいいですね。
これらはあくまでも私の個人的な考え方です。他にもいろいろな考え方がありそうです。
山下(太)です。
どうやって単語を覚えるかは学習者にとって切実な問題ですね。浅野先生が書かれたことに共感します。あとは、覚え方をいかに工夫するか、というところもポイントになります。語源に注意して成り立ちに思いをはせるのも記憶の定着に寄与すると思います。