福西です。
前回に引き続き、「線」の要素を強調する作品を作りました。
小モスも大モスも、加工しなければ、ただの棒です。それで作れるものは予想がついてしまうので、飽きます。
一方、自分で部品(規格)を作り出すと、その可能性は予想のつかないところまで広がるので、飽きません。
小モスをはさみで切る。それも同じ長さに切る。
大モスをはさみで切る。そして穴を開ける。
これで、「棒」は「この上なく必要な部品」へと早変わりします!
「目の前のものを組み立てる」→「頭の中にあって、まだ目の前にないものを目の前に作り出し、それを組み立てる」
これがひねもすのポイントです。
そうやって、以下のことがだんだん視野に入ってきます。
・構造性(ただの棒、ただの面ではなくて、立体)
・対称性(同じ部品を用意することでそれが可能)
・省略美(必要不可欠なディーテールは何かを考えること)
次回もまた、レベルアップしましょう!
【追伸】
S君が家で作品を作ってきてくれました。一番大きな4号機の中に、他の3つの機体を格納。一つずつ独立で動いてもいいし、二つ、三つ、フルと、バリエーションが考えられるのが楽しいです。私はサンダーバードを思い出しました。アイデア満載ですね!