0205中学数の基本B

浅野です。

Kさんは引き続き三角比の範囲の練習をしていました。

前回は、図を描くのが難しいと、自分の課題を明確にしてくれていましたが、今回は式を立てられても計算ができないと、これまた正確に自分の弱点を把握してくれていました。

特にtan(正接)の計算では、二重分数や有理化の計算がややこしい場合があります。どちらも分数については分子と分母も両方に同じ数をかけるのが基本です。

三角比に限らず、数学的なセンスがある人ほど式を立てたら答えが出るはずなのであとの計算を省略しがちですが、意外と計算ができない場合があります。そしてその計算に本質が含まれる(この式だと実数の範囲に解はないなど)こともあるので、最後の手順まできっちりと詰めるということが大切です。