ことば1~2年(2019/5/21)

福西です。

次の俳句を暗唱しました。

おおかみに螢が一つ付いていた 金子兜太

じやんけんで負けて蛍に生まれたの 池田澄子

蛍が夏の季語です。

飲み物と食べ物の夏の季語を紹介しました。

苺ミルク、ところてん、麦茶、冷しあめ、冷奴、梅干、水飯(水をかけて食べるご飯)も季語です。

 

『黒ねこサンゴロウ キララの海へ』(竹下文子、偕成社)を読んでいます。

「8 落とし穴」と「9 風の声」を音読しました。

マリン号の調子がおかしいことに気付いたサンゴロウは、だましだましに船を進めます。キララの海の怖さは、様相が常に変化するところです。渦がたくさん現れます。しかし、マリン号の出力が思うように上がりません。それもそのはず、以前やっつけたはずの「やみねこ」が船内に潜んでいたのでした。姿を現したやみねこに、サンゴロウはやられてしまい、海に落ちます。サンゴロウは「風の声」といういざというときの能力を使って、助けを求めます。けれども、じきに気を失います。