福西です。 『図形のお話』(中田寿幸、実業之日本社)を読んでいます。
テキストのp64-89を音読しました。
内容は、対称図形と立体図形です。
線対称と点対称を、おりがみを使って確認しました。
立体の表し方に三面投影図、見取図、展開図の3つがあることをみました。
面白いのは投影図です。立体を認識するのに、三つの影が必要だということです。一つ欠けると、たとえば上から見た影の情報がないと、円柱と五角柱の区別がつかなくなります。
立体なら3つ、面なら2つ、線なら1つの影ができます。
展開図の内容では、さいころのそれが11種類あることを知りました。
残りの時間は、テキストに載っていたタングラムをしました。簡単そうに見えて、難しかったです。
また、授業の最初に、倍数について質問がありました。
倍数は、要するに、九九の延長です。
以下のように、自分で表を作ります。
3の倍数 3、6、9、12、15、18、21、24、27、30・・・
5の倍数 5、10、15、20、25、30・・・
そして、
「3と5の公倍数を見つけよ」という問いには、
5の倍数(大きい倍数)の方を基準に、(これがミソ)
5が3の倍数の表に出てくるか → ない
10が3の倍数の表に出てくるか → ない
15は? → あった! (最初に見つかったこれが、最小公倍数)
20は? → ない
25は? → ない
30は? → あった! (これが2番目の公倍数)
15、30と見つかったので、ここで気づくと思います。
つぎは、
45
です。
つまり、公倍数は、最小公倍数を見つけてしまえば、
あとはその1倍、2倍、3倍……と見つけることができます。