20190514 中学数学

浅野望です。今回は,いつものHさんと体験生のSさんの2名での授業でした。

Hさんには,正負の数の四則計算に取り組んでもらいました。これは慣れが必要なものです。例えば,−(−6)=+6。数直線で説明するとなぜこうなるかは明快になりますが,計算を解くときには,とても時間がかかってしまいます。それならば,理解には数直線を用いて,計算時にはもっと単純に考えて,−(−6)であれば−に縦線を1本ずつ入れて+(+6)にすると,簡単になりますし,計算ミスも減ります(−(+6)場合は+を消すといいです。)。足し算,引き算では詰まってしまっている部分も見受けられましたが,掛け算はとてもスムーズに解けていました。

Sさんは中学校で相似のテストがあるとのことなので,自分で持ってきた問題集を解いてもらいました。スムーズに解いていました。そこで出てきた「中点連結定理(三角形において,中点を結んだ線分は,他の一辺に対して平行で,長さは1/2になること。)」なのですが,相似問題においては「中点連結定理の逆(すなわち,三角形において,ある一辺に対して平行で長さが1/2である線分は他の二辺の中点を結んだものである。」も使うことが多いです。また,中点連結定理の証明もおこなえるといいです。