福西です。
『黒ねこサンゴロウ キララの海へ』(竹下文子、偕成社)の第3章「船出」を読みました。
キララの海について老船乗りが教えてくれます。その情報に船乗りとしての血が騒いだのか、サンゴロウは自分からキララの海にへいくことを決めます。決して、ナギヒコ先生の泣き落しのためでもなく、ネムリ病にかかった子どものためでもなく。さっそくサンゴロウは船上にいます。
いい気分だった。こういうくらしが、おれは、すきだ。
俳句のリズムについて、復習しました。
文字数ではなくて、音読のときの「音」で数えます。その点で勘違いのある人には、ぼちぼち慣れてもらおうと思います。
また、次のことも説明しました。
1)上五(かみご)、中七(なかしち)、下五(しもご)という呼び名
2)上五は6文字以上でも大丈夫
3)中七は7文字を守る
俳句では、子ども日から夏に入ります。そこで夏の季語と、俳句を一つ紹介しました。
あめんぼと雨とあめんぼと雨と 藤田湘子
あめんぼと/雨とあめんぼ/と、雨と
と読みます。