かず5~6年(2019/4/17)

福西です。

『図形のお話』(中田寿幸、実業之日本社)のp20~35を読みました。

・長方形の定義、正方形はその特別

・平行四辺形の定義、ひし形はその特別

(正方形:お母さん、平行四辺形:お父さん→ひし形:子供)

・台形の定義

・三角形の内角の和が180度であること

・多角形の内角の和が(角の数ー2)×180度で求められること

例:6角形→三角形が4つに分割(6-2=4) 180×4=720度

また、「三角形の内角の和が180度」は、当たり前ではないことを補足しました。

三角形を描く場所は、ふつうは机だったり、黒板だったりします。けれどもそうした「平面」でない場合、たとえば地球の北極と赤道上の2点(西経0°と90°)で作った三角形は、3つの直角をもった三角形になります。

また、ラッパ状の曲面に描く三角形では180度より小さくなります。

こうした例から、「前提が変われば、結果も変わる」ということを意識しました。

 

残りの時間は、論理パズルの説明をしました。

仮定の置き方、場合分け、矛盾のチェック、解の唯一性のチェック、この4つがポイントです。

中学生になってからの幾何の証明の下準備ができればと思います。