福西です。今年度もよろしくお願いいたします。
『黒ねこサンゴロウ2 キララの海へ』(竹下文子、偕成社)の1章を読みました。
サンゴロウはマリン号の船乗りで、うみねこ島を拠点にしています。
サンゴの運搬でもうけたお金を、うみねこ島のサンゴ屋に渡しに行くところから話は始まります。そこで、見習い水夫のイカマルから、「ナギヒコ先生が呼んでいた」と聞きます。
次回、ナギヒコ先生に会いに行きます。ナギヒコは医者で、「みんなには内緒だが、〇〇の危険が迫っている。そのために〇〇へ行って、〇〇を手に入れてきてほしい」とサンゴロウに依頼します。さっそく本のタイトルの内容が動き出します。お楽しみに。
後半は、次の俳句を紹介(去年の受講生にはおさらい)しました。
つばめつばめ泥が好きなる燕かな 細見綾子
チューリップ喜びだけを持つてゐる 綾子
燕とチューリップが春の季語です。二句とも愛唱性があると思って紹介しました。チューリップの句が受講生たちにはとくに好まれました。繰り返し暗唱して、リズムを味わいました。
残りの時間は、こども歳時記を見ながら俳句を作ったり、上の二句を書き写したりしました。
また、受講生たちが去年(あるいは幼稚園で)作った俳句を読んで振り返りました。