![ことば3~4年(2019/3/13)](https://www.kitashirakawa.jp/yama-blog/wp-content/uploads/2023/05/2021-05-19-23.22.08-2-e1685531534636.jpg)
福西です。
百人一首を100首吹き込み終えました。
これからも、和歌を好きでいてくれたらうれしいです。
残りの時間は、思い出に、『はてしない物語』の序章を読みました。改めて読み応えがある本だと感じました。
夕日が差し込む中、受講生たちの朗読の声だけが聞こえてくる、言葉にあらわせないひとときでした。
通学中にいじめっこから逃げてきたバスチアンが、古本屋に隠れます。そこでコリアンダー氏と会話し、氏が席を外す間に、一冊の本に目を奪われます。本の題名は『はてしない物語』。彼はそれを盗み取り、走り去ります。なぜそんなことをしてしまったのか、良心がうずきます。そして、自分が泥棒になったことに対して、父親は無関心でいるだろうと思い込んで、彼はますます悲しくなるのでした。彼は盗んだ本を携え、学校の屋上へと忍び込みます。そして、自分の居場所がないかわりに、本を開くのでした。
ことば3~4年クラスは、これで終わりです。
受講生のみなさん、2年間ありがとうございました。