岸本です。
子供さんは、先週末に運動会があったようです。もうそんな時期なのですね。
そこで、今日はその運動家について作文を書いてもらうことから始めました。
私からは、「運動会の詳細(何をやったのか)」と「その感想(どう思ったのか)」を書いてほしいと、はじめにお願いしました。
「何をやったのか」については、子供さんは自分が出場した種目を中心に、多くを上げてくれました。
全部を書くのは大変そうだったので、その中からいくつか代表的なものを選んで、作文に書いてもらいました。
「どう思ったのか」については、生徒さん自ら「印象に残ったこと」を探してくれました。
応援合戦で拍子に合わせる演技が、練習通りにうまくいったことの楽しさが伝わってきました。
また「嬉しかったこと」でも、100m走でトップだったことを挙げてくれました。
来年は、苦手な騎馬戦だそうですが、ぜひ頑張ってください。
続いて、恒例の漢字の迷路とパズルに取り組みました。
迷路は今までで最高難易度の問題でしたが、あっさりクリアできていたのには驚きました。
二字熟語を作る問題は、「画」と「絵」の組み合わせが思いつかないようでしたが、「かいが」という読みかたを教えると、すぐに納得してくれたようです。
「かいがってこういう漢字なんだ」という驚きは、きっと漢字を楽しく覚えるコツではないかと思います。
言葉のパズルは、慣用的な比喩表現を出題しましたが、あまり聞きなれないものが多かったようで、悩んでいました。
そこで、ヒントを参考に、比喩を連想しながら解いていきました。
例えば、「( )をつかむような話」は「とらえどころがない」、「つかめない」という意味から「雲」が入りますね。
これには、子供さんも「なるほど」という顔を見せてくれました。
残りの時間は、『マツの木の王子』を読み進めました。
前回、マツの木の王子は立派なウマの木像になりました。
今回は、シラカバの少女の番です。一体どんな木像になるのでしょうか。
子供さんの予想した「シカ」が見事大正解でした。
二人はともに変わった姿を気に入り、さらに満月の夜にはジプシーのまじないで、初めて自分の意思で動くことができました。
こうしたことに感動していた二人を、周りの木像の動物たちは自らの王と女王としたのでした。
普通のお話なら、これでハッピーエンドかもしれませんが、この物語はまだまだ続きます。
二人はこれからいったいどうなるのでしょうか。
楽しみにしながら、来週を待ちたいと思います。