福西です。
生徒たちが短歌に親しんでくれるように、私も短歌を作って紹介しました。
その後で、セイレーンとオデュッセウスの話をしました。
セイレーンは『オデュッセイア』に出てくる水の妖精です。美しい歌を歌います。それは、これから起こる出来事の予言や、過去の隠された真実だったりします。そのかわり、一度耳にしたら最後、聞くのをやめることができません。その結果、船は座礁し、人は命を落とします。
普通の人ならこれを恐れるのですが、オデュッセウスは何とか工夫して歌を聞くことができた、という話です。
その後、録音を目標に、百人一首を読む練習をしました。
今日は好きな歌から一人10首ずつ。20首録音できました。
授業はあと4回。そのあいだで100首を録音する予定です。
これまで作りためた俳句&短歌作品と一緒に、CDに焼いて記念にお渡しできればと思います。