2018/11/8
この日はAoiちゃんが前回刷り上げた「木の幹」の版画の上に、2版目である「木の葉」の版を重ねます。
木の葉以外の余白の部分をどうしようか、話し合って考えましたが、全てスクラッチして凹ませることにしました。それが功を奏し、雰囲気のある2色刷りの版画が完成しました。10枚くらい、ひたすらインクをのせて、刷りました。
Yukiちゃん、Fukiちゃんは、折り紙を用いた貼り絵や、芯に新聞紙を用いた張り子などを楽しみました。
Hannaちゃん、Saeちゃんは、木の葉の色づく園庭で、構図を意識しながらスケッチを重ねていました。
2018/11/22
スチレンでの2色刷りを経て、今度はいよいよ木版による多色刷りに挑戦です。多色刷りは、完成をイメージして、絵を逆算・分解していく難しさがあります。まず、何を描くかでしばらく考え込んでいましたが、鳥の図鑑をめくっていたとき見つけた「セキセイインコ」が図案としても考えやすそうでしたので、私からも勧めました。とは言っても、どのような版を準備すればよいか考えることはそう簡単ではありません。Aoiちゃんなりに考えながら、下絵を描き、木版にトレースをしていきました。
さて、外ではHannaちゃん、Saeちゃん、Yukiちゃんが、地面に大きな絵を描いて、落ち葉で着彩をしました。昨年もしましたね!
園庭いっぱい、大きく描かれた女の子がうれしそうに落ち葉を手にしている場面ができました。
(担当:梁川健哲)