引き続き、『荘子』逍遙遊篇を読んでいます。
今回は仙人のような人物が登場する段落を読みました。ここでは、俗人(といっても我々の価値観からすれば非常にまっとうに生きているのであるが)から、世の中の評価に左右されない「宋栄子」、風に乗って空を飛ぶことのできる「列子」、そして風をも自由に操ってしまうような「至人」という4段階の人物について紹介されています。あとに出てくる人物ほど、作者が肯定的に捉えているということが分かれば読解しやすい部分だったのですが、2人ともしっかりと理解しているようでした。
当初、想定していたよりも速いペースで進んでおり、この分だと来月すぐにも逍遙遊篇は読み終えることができそうです。
木村