先週の記事に山下先生からいただいたコメントに触発されて、連想ゲームを試しにしてみました。
まずはルールの把握からです。「連想」という言葉そのものが難しいので、具体的な例を考えたほうがわかりやすいです。例えば「えんぴつ」というお題なら、「筆記用具」、「消しゴム」、「黒」、「HB」といった語を並べると当てることができますね。厳密なルールではヒントとして出す語は名詞に限られますが、このクラスでは「書く」といった動詞も一応認めることとしました。
最初は手探りだったのですが、慣れると1つか2つのヒントですぐに当たるようになりました。教室の中にあって目に付くものをお題に選びがちだったせいかもしれません。
そこで次は国語辞典を適当に開いたページにある語を出題することにしました。しかしそれでも具体的な物の名前を選ぶとすぐに当たってしまいました。
連想ゲームはヒントが5つくらい必要な、ある程度難しい語を選んだほうがおもしろいです。具体的な物の名前ではなく、「挑戦」、「回数」といった語を選ぶと当てにくくなるということに気づきました。「回数」では「数字」、「練習」、「かず」…とヒントを出してもなかなか当たりませんでしたが、「大なわとび」が決定打となりました。「好物」がお題だったときは、「食べ物」、「好き」、「お気に入り」などではわからなかったのが、「おんな、こ、もの」というヒントでひらめきました。「好物」という漢字を分解したのですね。
実際にやってみるとこうしたいろいろな発見があって楽しいものです。