ことば1年(2018/11/6)

福西です。

紙芝居『小僧さんの地獄めぐり』(諸橋精光、鈴木出版)を読みました。

絵のうまい小僧さんが閻魔大王に呼ばれて、次のような依頼を受けます。

「地上では地獄のことを知る者がいない。これからお前に地獄の様子を見せるから、見たことを絵にかいて、世に知らせてほしい」と。それが一枚ずつ語られます。

28ページある大作で、読み応えがありました。

残りの時間は、T君は六年生の漢字を、S君は冬の季語を調べました。また、S君が自由帳に恐竜のことを調べてきてくれたので、それを見せてもらいました。

(S君)

恐竜のずかんでティラノサウルス(Tyrannosaurus 12~13m)についてしらべました。暴君トカゲ 肉食(の印)

最大級の肉食恐竜として有名です。ナイフのような歯は14cmもあり、強力なあごの力でえものの骨までかみくだいていました。視覚や嗅覚も発達し、小さな群れをつくっていたという説もあります。 白亜紀末期(の帯図)

図鑑とじっくり突き合わせながら、一字一字、書いてくれたことに感心しました。

明日が立冬で、こよみの上では秋は今日までです。

夕日を見ながら帰ると、T君がふと「和歌山の夕暮れみたい」と言いました。それからオレンジ色の山を見て、「京都らしい」と言いました。山のシルエットがおしなべて低いからです。よく見ているのだなと思い、印象に残りました。

新しい俳句を来週に紹介しようと思います。