今学期から中学数学のクラスを分割しました。ここでは中3数学の報告をします。
夏期講習では過去問に取り組んで感触はつかめたので、実力を養うために分野ごとの学習に戻りました。
Aさんは学校の先生から、数学がもっとできるようになりたいなら記述式の答案を書く練習をしたほうがよいと言われたそうです。確かにそうかもしれません。簡単な問題なら頭の中で答えを出すことができますが、難しい問題となるとそうはいきませんし、何より文字を用いて抽象化するのが数学の一つの見せ場でもあります。この日はその言葉を意識して記述式の答案を書くつもりで問題に取り組みました。
Bさんは二次方程式はほぼ完ぺきで、二次関数もまずまずの出来でした。二次方程式では基本的に答えが2つ出るということを考えておくと計算問題でも文章題でも有益なことがあります。二次関数では変化の割合を定義にさかのぼって思い出す必要があります。一次関数なら変化の割合=傾きで一定でしたが、二次関数では区間によって変化の割合が異なります。