今年の夏期講習は4回×2週間で計8回ありました。受けるほうも提供するほうもハードではありましたが、その分みっちりと学習することができました。
中2のAさんには中1から中2のこれまでに習った範囲の基本問題をしてもらいました。中1に習った当時は難しくて手が出なかった問題でも、中2の今となってはすんなりと解けることがありました。特に方程式の文章題は、連立方程式の文章題を習い終えた現在では簡単に見えます。たまにこのようにして復習をすると、成長が実感できていい気分転換になります。
中1のBさんにはこれまでにならった正負の数から文字式までの範囲の問題を繰り返してもらいました。文字式の計算ではマイナスの分配法則など、間違えやすいパターンをいくつか発見できたのが収穫です。この講習以前にも自覚していた弱点が、講習後にははっきりと見えるようになったのです。こうした計算はこれから嫌というほど使うことになるので、今のうちに正しいやり方を身に着けられるとよいです。