ラテン語初級講読C

前川です。

前回は第28書簡の3から4を読みました。気晴らしのための旅は役に立たず、まず心の重荷を取り除け、と語ります。これはまさにそのとおりで、問題から目をそらしていはいけないということなのでしょう。

今日の一句。
Magis quis veneris quam quo, interest.
「どこへ行くかではなく、誰が行くかが問題である。」
気晴らしの旅は、問題を解決するわけではない。まず自分自身を見つめ直せ、というある意味厳しい言葉です。

今日のおまけ。

シャーロック・ホームズもののラテン語訳がありました。
ここにあります。他の作品はなさそうです。
しかしホームズがラテン語で読めるとは、驚くべきことですね(笑)