福西です。
読解のプリントを続けています。この日は、いつもより多めに取り組みました。
次に、俳句の「型」を少し紹介しました。
1)季語が5文字(かたつぶり)の時
「かたつぶり」を上におくなら……
かたつぶり ①②③④⑤⑥⑦ ⑧⑨⑩⑪⑫
かたつぶり ①②③④⑤⑥⑦ ⑧⑨⑩けり /
かたつぶり ①②③④⑤⑥⑦ ⑧⑨⑩かな /
「かたつぶり」を下におくなら……
①②③④⑤ ⑥⑦⑧⑨⑩⑪や / かたつぶり
2)季語が4文字(ででむし)の時
ででむしや / ①②③④⑤⑥⑦ ⑧⑨⑩⑪⑫
3)季語が3文字(蝸牛・かぎゅう)の時
①②③④⑤ ⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫ 蝸牛かな /
/印は、そこで余韻が生じることを意味します。
もちろん、いつでもこの通りというわけではないのですが、最初の足がかりとして伝えました。見ると、自分の思い通りに使える文字は、11文字前後だということが分かります。
「『けり』と『かな』で、2文字も使うのがもったいない」と思うかもしれません。しかし文字数以上の効果が得られます。どんどん使ってみてください。
「や」「けり」「かな」は、俳句でいう「必殺技」です。
なお、「けり」は動詞のあと、「かな」は名詞の後に使います。
このあと、別当公園まで足をのばして、外で俳句を作りました。
Fちゃんが短歌にも挑戦してくれました。
公園でふん水見ながらシャーベットつめたいものをよく食べにけり Fuuka