0517 山の学校ゼミ(倫理)

浅野直樹です。

 

『プロタゴラス』と『ゴルギアス』を読みました。

 

どちらもソクラテスが自分よりも年長の高名なソフィストに挑戦するという構図になっています。プロタゴラスとは徳を教えられるかどうかをめぐって真っ向から議論になるのに対し、ゴルギアスは自分が教えるのは弁論術という技術に過ぎないというスタンスなのでそれほど白熱した議論にはならず、むしろゴルギアスの近くにいたカルリクレスとの議論が盛り上がります。この両作品はソクラテスらしさがよく出ているように思います。