浅野直樹です。
本当にプラトンの著作にはあらゆる問題が含まれていると感じます。
ポストモダン以降優勢になった相対主義の源流はプロタゴラスにあると言え、『テアイテトス』では彼の説が綿密に吟味されています。話の本筋である「知識とは何か」という問いから脱線する形でプロタゴラス説の検討に多くのページが割かれています。結論的に、ソクラテス(プラトン)はその説を反駁するわけですが、これほどの扱いをするということは有力な考え方だったのでしょう。
山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。
浅野直樹です。
本当にプラトンの著作にはあらゆる問題が含まれていると感じます。
ポストモダン以降優勢になった相対主義の源流はプロタゴラスにあると言え、『テアイテトス』では彼の説が綿密に吟味されています。話の本筋である「知識とは何か」という問いから脱線する形でプロタゴラス説の検討に多くのページが割かれています。結論的に、ソクラテス(プラトン)はその説を反駁するわけですが、これほどの扱いをするということは有力な考え方だったのでしょう。