福西です。これも以前(6/22)の記録です。この日は、「真ん中に0のあるかけ算の筆算」と「大きな数」のプリントを用意したので、そのどちらかを選んでしてもらいました。
「真ん中に0のあるかけ算」というのは、先週にしたこと(魔王との戦い(笑))のおさらいです。その時はラスボスとして、ものすごい桁の計算をしましたが、今回はおさらいということで、もっと簡単なものに取り組みました。
ミッションの内容としては、
「以前倒されたラスボス(魔王)だが、その残骸が50の部分となって、世界各地に飛び散ってしまった。それら一つ一つはザコにすぎないが、すべて封印してほしい。諸君の活躍に期待している!」
というものです。(すみません、毎度恥ずかしい作り話で…でもちょうどこの頃の生徒たちには、ドンピシャなので(^^;))
108
×108
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などが50問続きます。数が多くても集中力が続くかどうか、また間違わずにできるかどうかというのを今回の課題としました。
これにはS君とT君が取り組んでくれました。普通なら、面倒くさがるものですが、最後まで集中してくれて、さすが4年生になって、1年前よりも意識が高いことに感心しました。
一方、「大きな数」のプリントは、先々週にしたことの続きです。 最初の2枚は「数字と漢数字の書き換え」の基本問題で、最後の1枚が応用問題でした。こちらはたった3枚ですが、それでも最後の問題は骨がありました。どんな問題かと言うと、次のようなものです。
1) 1083400000000000円
これは今現在の日本の借金です。これを100万5千のように数字と漢字で読みなさい。
2)日本の年間の予算は83兆円です。これを数字に直しなさい。
3)日本の人口は約1億2800万人です。これを数字に直しなさい。
4)日本の借金を約1000兆円とし、日本人を約1億人とすると、日本人一人当たりの借金は何円になりますか?
#ただし「国の借金=国民の借金ではない」ので、ここで注釈を入れさせていただきます。
この問題には、SちゃんとR君が取り組んでくれました。大きな数というのは、たいていの生徒が得意になる単元です。ただ得意になっても、なかなかそれを発揮するチャンスが少ないので、できるだけこうした例を通じて「大きさ」を実感してもらおうと考えています。