前川です。
秋学期のラテン語初級講読B(水曜20時)は、新たに
キケロー「友情について」を読み始めます。
主に、文法を終えたばかりの程度の方を対象とし、文法事項を
丁寧に踏まえながら読み進めていく予定です。
丁寧に踏まえながら読み進めていく予定です。
進度は、今のところ一回1節程度と考えています。
最初は前書き部分なので飛ばし、17節からスタート
します。
「文法は終えたけれども、何を読めば分からない」、
「文法は学んだが、どうも自信がない」、
という方は、ぜひ山の学校までお問い合わせください。
テキストは下記を用いますが、手元にあればどのテキストでも構いません。
下記のテキストには注や語彙もついていますので重宝します。
Cicero, De Amicitia. Ed. by H.E. Gould & J.L. Whiteley, Bristol Classical Press, 1983.
Amazon.co.jpで2千円程度です。
キケローの「友情について」は味わい深い作品です。この作品に限らず、古典作品の場合、その一部であっても原文をじかに読まれたら、充実した経験になると思います。海外旅行も、たとえ数日であってもその「場」にじかに身を置くのと、雑誌等でその場を空想するのとでは雲泥の違いがあると思います。