福西です。冬学期もよろしくお願いいたします。
文章題と割り算の問題をしました。
「2で割り切れるものと、そうでないもの」ということで、偶数と奇数について、また、そのあと割り算の「あまりの周期性」について、触れる機会を持ちました。
授業で考えたのは、
1÷4=
2÷4=
3÷4=
4÷4=
・・・
11÷4=
というリストを、どう解くか、ということです。
ここで、まんじゅうが何個かあり、4人兄弟で分けることを考えます。あまった分は、けんかにならないよう、お母さんに返すこととします。
この「お母さんの手にある数」=「あまり」だとイメージしてもらえればと思います。
たとえば、
まんじゅうが4個なら、兄弟には1個ずついきわたります。お母さんに返す必要はありません。
5個なら、お母さんには1個。お母さん、「やった!」
6個なら、お母さんには2個。「わあ、やった!」
7個なら、お母さんには3個。「わあ!わあ!やった!」
8個なら、お母さんには0個。「しょぼーん」(とは、たぶんお母さんなので思わないでしょうけど^^;)
以降も、お母さんには、
「やった!」
「やった!やった!」
「やった!やった!やった!」
「しょぼーん」
(1→2→3→0→1→…)が繰り返されます。
「同じ数で割るとき」には、「あまりは繰り返す」という性質を持っています。
これに気づいてしまえば、小さな応用として、上のリストを一個ずつ新規に割り算しなくてもすむので、らくちんです。
算数の道は、楽になるように、楽しくいきましょう。