かず3~4年(2017/12/13)

福西です。冬学期もよろしくお願いいたします。

文章題と割り算の問題をしました。

「2で割り切れるものと、そうでないもの」ということで、偶数と奇数について、また、そのあと割り算の「あまりの周期性」について、触れる機会を持ちました。

授業で考えたのは、

1÷4=

2÷4=

3÷4=

4÷4=

・・・

11÷4=

というリストを、どう解くか、ということです。

ここで、まんじゅうが何個かあり、4人兄弟で分けることを考えます。あまった分は、けんかにならないよう、お母さんに返すこととします。

この「お母さんの手にある数」=「あまり」だとイメージしてもらえればと思います。

たとえば、

まんじゅうが4個なら、兄弟には1個ずついきわたります。お母さんに返す必要はありません。

5個なら、お母さんには1個。お母さん、「やった!」

6個なら、お母さんには2個。「わあ、やった!」

7個なら、お母さんには3個。「わあ!わあ!やった!」

8個なら、お母さんには0個。「しょぼーん」(とは、たぶんお母さんなので思わないでしょうけど^^;)

以降も、お母さんには、

「やった!」

「やった!やった!」

「やった!やった!やった!」

「しょぼーん」

(1→2→3→0→1→…)が繰り返されます。

「同じ数で割るとき」には、「あまりは繰り返す」という性質を持っています。

これに気づいてしまえば、小さな応用として、上のリストを一個ずつ新規に割り算しなくてもすむので、らくちんです。

算数の道は、楽になるように、楽しくいきましょう。