担当の梁川です。2017/06/12の記録。
前回クラスで連れて帰った沢蟹を、Miroku君が沢へ返そうと連れて来ました。
道の途中、みんなでクサイチゴを積んでから、沢へ向かいました。
いつものように沢では生き物探しが始まり、Miroku君が沢蟹とお別れする一方で、別の仲間が何匹かの沢蟹を見つけました。
その中で、Kotaro君の見つけたものは、いつも見かける大きめの沢蟹の、さらに1.5~2倍近くはあろう、これまで見たこともないほど大きな沢蟹でした。ハサミも立派です。
「本当に大きいねぇ」とその風格に感嘆しながら私は思わず「この沢の『ぬし』かもしれないね」と呟きました。そのせいか分かりませんが、最初は連れて帰ると口にしていた彼は、あとでそっと、神妙な面持ちでその蟹を沢へ返していました。