福西です。
『二分間の冒険』(岡田淳、偕成社)が読み終わりました。最終章「それが問題だったんだ」の読後感は、ひとしおでした。
こちらの世界のかおりのワンピースが真っ白であること、またそのかおりに向こうの世界で渡したはずの「とげぬき」が戻ってくることが、印象的でした。
この一冊をクラスで読みとおしたことを、何か学校で竜に出会った時の、お守りにしてほしいなと思います。
十月尽。後半は園庭に出て、俳句を作りました。
白いいき風にゆられて消えるかな Sizuku
帰り道ふと見上げれば鰯雲 Tomoya
今の時期は、金色がよく目につきます。その中で、寂寥感のある、白と赤とを詠んでくれました。