1019 山の学校ゼミ(倫理)

浅野です。

 

オルテガとリースマンの大衆論を読みました。

 

前者は第一次世界大戦後で新聞の時代、後者は第二次世界大戦後でテレビの時代と言ってもよいかもしれません。オルテガの『大衆の反逆』は今からおよそ100年ほど前の著作でありますが、今読んでも色褪せていません。ノブレスオブリージュとは対極の、自分の権利ばかりを主張して義務を負わない大衆といった指摘は耳が痛いところです。