このクラスの受講生の悩みは英文が読めるときもあれば読めないこともあるという不安定さでした。その不安定さの原因は文脈の力に頼りすぎていることだとにらんでいます。
今回は宿題にしていた長文の読解でそうした箇所が具体的に明らかになりました。一つには代名詞です。theyが「彼ら」なのか「彼女たち」なのか「それら」なのか、itが具体的に前に出てきたものを指しているか、文法的にto do句やthat節を指しているのかということです。もう一つは前置詞の意味合いです。例えばonには「~について」という意味があります。
ここで挙げた点は誰もが引っかかりやすい点であり、それらを一つ一つ意識していけば英文を正確に読めるようになります。