0516 中学数学

中学校のチャレンジ体験で勤労体験をするためか、賃金の話が出てきました。売り上げと必要経費がわかれば、数学的にある程度の推測はできます。ただし現実には様々な要素が絡み合うので難しいです。それでも数学のベースがあれば大きく的をはずすことはありません。

 

Aさんには前回につまづいた分数と小数の計算をしてもらいました。小数にできないものは分数で計算するという方針は確立できました。分数の計算では多少混乱が見られましたが、それは追い追い解決していきましょう。

 

BさんとCさんには定期テストの予想問題に挑戦してもらいました。Bさんは計算を着実にできるようにすることが先決だと思います。その次に式の値や特定の文字について解くことができるようになれば、この単元の基礎は押さえられます。Cさんは計算問題の正答率が高かったので、課題は応用にあると言えます。文字式を用いた証明もいい線はいっていたので、あと少し練習して最後まで詰められるようにしてもらいたいです。

 

Dさんは展開や因数分解を用いる応用問題に集中的に取り組みました。問題文から何を証明したいのかを読み取りづらいという点で、証明問題が嫌いだと言っていました。自分の頭の中ではつながっていることを、人が読んでわかるように記述しなければならないこともわずらわしいのでしょう。それでも何題か解くとコツをつかんでいる様子でした。