0907 山の学校ゼミ(倫理)

浅野です。

 

ロールズ、ノージック、サンデルとアメリカの政治思想をたどっていきます。

 

アメリカ政治思想の一見わかりづらい点は、大きな対立軸が、共産主義(社会主義)―資本主義(自由主義)の軸ではなく、リベラリズム―リバタリアニズムの軸だということです。リベラリズムの代表がロールズ、リバタリアニズムの代表がノージックと言ってよいでしょう。どちらも自由を掲げているので紛らわしいです。リベラリズムを社会的自由主義、リバタリアニズムを個人的自由主義だと考えてもよいでしょう。ロールズとノージックの著作に当たればそれぞれがどのような主張をしているのかがわかります。