今年度2回目の何でも勉強相談会でした。4名の参加がありました。
中2の二人は定期試験を控えてそれぞれ自分で計画を立てて学習を進めていました。そのうちの一人は理科の問題集でわからなかったところに付せんを貼って質問の準備をしてきてくれました。どれも血液循環に関わる問題で、何問か解説をすると後は自力でできるようになりました。この二人は通っている中学校が違うので、自分の学校ではこんな問題が出た、というように社会の問題を出し合ったりもしていました。
高1の二人は内容が高度になっています。化学の電池について質問されましたがすぐにきちんとした説明をすることができませんでした。全ての科目の質問に即答できるわけではないことをご了承ください。その代わりにいっしょに考えて、必要であれば後日フィードバックすることはします。後で調べたことをここに報告します。
電池・電気分解を参照。
電池はイオン化傾向の違いを利用して電流を発生させる装置です。単純なボルタ電池では酸性の液体に亜鉛と銅の電極を入れます。そうすると亜鉛が電子を放出してイオンになり、水溶液中の水素イオンが電子を得て気体の水素になります。ダニエル電池ではもう少し工夫をして、水素ではなく銅が電子を受け取るようにします。