いつも授業前に来ている生徒が前のホワイトボードでパズルを作っています。今回はそれが盛り上がってしまい、そのままこの日の授業のテーマになりました。
何のパズルを作っていたのかというと、ナンバープレイス(数独)です。ナンバープレイスを解くのが好きだという人はたくさんいても、自分で問題を作る人はそうはいないと思います。6×6の問題はすでに数問作っている様子でした。上のほうから適当に数字を入れていき、最後の下のほうでうまくつじつまを合わせるという作り方です。
それなら次は9×9に挑戦してみてはどうかと提案しました。そうしたら、生徒たちは何と別の発想で問題を作り始めました。上から順にマスを埋めていくのではなく、1から数字を順に配置していったのです。ナンバープレイスを解くときにもこの発想は使えます。たいていの人は特定のマスに着目して解こうとしますが、特定の数字に着目して解くこともできます。大人でも後者のやり方をしている人はあまり見かけません。
しかしこのやり方で7まで来たときに行き詰りました。私が手助けして7を埋めることはできたのですが、それまでに試行錯誤していたときに以前の数字を消してしまったためか、5がおかしなことになりました。
このあたりで時間切れです。次回にもナンバープレイスをもう少し深めたいです。
>試行錯誤
この経験を大事にしたいですね。