百木です。4月23日(月)将棋道場のご報告です。
今回は新学期ということもあってか、将棋道場には20名もの子どもたちが参加してくれました。初参加の子たちもチラホラ。でも、みんなすぐに将棋道場の雰囲気に馴染んでくれたようで、楽しく将棋を指してくれていたようです。
駒の動かし方を覚えたばかりのI.Koくんは対戦をするのがほとんど初めてで、なかなか勝てなかったようですが、不機嫌になったりすることもなく、素直に将棋を楽しんでくれたようです。いっぽう、Taくんの友達のYuくんは初参加ながら三連勝していきなり7級に昇級していました。なかなか見込みがありそうで、今後が楽しみです。
全体でみて好調だったのは、SyoくんとJuくんです。それぞれ6級と5級ですが、ふたりとも上級者相手に勝ち星を稼いでいました。どちらもまだまだこれから強くなりそうですし、互いにいいライバルになりそうな予感がします。現在5級のSoくんやK.Koくんは最近やや足踏み状態ですが、これからSyoくんやJuくんがいいライバルになるのではないでしょうか。M川さんのお母様もこのあたりの子どもたちと平手で指していい勝負をされているようです。
またFuちゃんも7級から6級に昇級しました。AiちゃんやYuちゃん、Koちゃんなどがライバルですが、最近めきめき強くなっていて、女の子陣のなかで一歩抜けだしたかもしれません。Aiちゃんがその後を追いかけるような展開だと思います。Fuちゃんの弟のTeくんもお姉さんを追いかけて強くなっていて、今後に期待ができそうです。
僕はKaくん、Yuちゃん兄妹それぞれと六枚落ちで対戦しましたが、どちらも僕の勝ちでした。端をやぶるところまではふたりとも出来ているのですが、その後の詰めがまだまだ甘いようです。六枚落ちの定跡をしっかり勉強して、Kaくんにはそろそろ僕を負かしてほしいところです。
道場の初めと終わりでは詰将棋のルール解説をして、みんなに3手詰の問題を解いてもらいました。すぐに解ける子もいれば、まだ詰将棋のルールがよく分かっていない子もいるようでした。たくさん対戦することに加えて、たくさん詰将棋を解くことも将棋が強くなるための重要なステップです。まずは1手詰や3手詰からでよいので、詰将棋を考える習慣をつけてほしいなと思います。詰将棋は頭の体操にもなり、良い思考の訓練にもなることでしょう。
次回の将棋道場は5月28日(月)16~18時です。次回もたくさんの参加をお待ちしています。