前回の終わりに中３の生徒から次のような出題をされました。
1, 2, 3, 4, 6, 9, 8, 12, 18, …という数字の並び方の規則を書け
先週家に帰ってから2, 30分ほど考えてようやくわかりました。第k群がk個の項を含むように群に分け、第k群の第ℓ項が2^(k－ℓ)・3^(ℓ－1)となるように定めます。高校数学の数列の群数列ですね。
Aさんには正負の数のプリントを渡しました。計算はパーフェクトでした。なかなか全問正解はできないので、すごいことだと思います。文章問題では最初のとっかかりに苦労しましたが、それさえわかればあとはスラスラ解けていました。最後の魔方陣の問題が途中になってしまいましたが、次回に続きをやりましょう。これもコツさえつかめばできると思います。
BさんとCさんには前回の式と計算の続きをしてもらいました。分数やカッコが複雑に混じった計算です。特に分数は間違えやすいです。今回の練習で自分なりのやり方を確立しつつあったのはよい兆しです。
Dさんは式の展開で、してしまいがちなミスをいくつかした他はスムーズでした。この場でミスの類型化をしておくとよいです。後半はこの記事冒頭の問題と関連して、群数列の問題に挑戦しました。1項ずれたりはしたものの、十分に取り組めていました。
>前回の終わりに中３の生徒から次のような出題をされました。
先生へのテストというのが面白いです。正解できるかどうか？という意図だけでなく、先生のリアクションをさりげなく観察していたりします。日本中の先生に同じことを生徒がすると、わしを馬鹿にする気か、と怒り出す先生がいるかもしれません。浅野先生が今回のやり取りを通じ、生徒たちの信頼を鷲掴みにしたことは想像にかたくありません。