かず3~4年(2017/6/7)

福西です。

「1~6月までのカレンダーの中に含まれる1と2は、どちらが多いか?」

という問題を考えました。ここで、21日は「2と1が1つずつ」、11日は「1が2つ」と数えます。

これを理詰めで考えました。

まず、1の個数について。

最初は指で数えていましたが、ある時から生徒たちは「10~19」の中に1が11個あることに気付きました。

これに加えて、

「1、21、31」

で全部です。

よって、28~30日のカレンダーであれば14個、31日のカレンダーであれば15個ということが分かりました。

 

 

次に、2の個数について。

カレンダーには32日はないので、常に14個になります。

よって、

14と15の組み合わせ>14だけの組み合わせ

なので、この時点で「1の方が多い」と結論付けられます。

 

なお、1~6月までの1と2の具体的な個数については、次のように計算しました。

【1の個数】

1。3.5月(31日)=15個×3

2、4、6月(30日)=14個×3

14×3+15×3=87

(または14×6+3=87)

 

【2の個数】

1か月につき14個なので、

14×6=84です。

 

このように途中からは指で数えるのではなく、かけ算を使って確実に求められました。