福西です。
「1~6月までのカレンダーの中に含まれる1と2は、どちらが多いか?」
という問題を考えました。ここで、21日は「2と1が1つずつ」、11日は「1が2つ」と数えます。
これを理詰めで考えました。
まず、1の個数について。
最初は指で数えていましたが、ある時から生徒たちは「10~19」の中に1が11個あることに気付きました。
これに加えて、
「1、21、31」
で全部です。
よって、28~30日のカレンダーであれば14個、31日のカレンダーであれば15個ということが分かりました。
次に、2の個数について。
カレンダーには32日はないので、常に14個になります。
よって、
14と15の組み合わせ>14だけの組み合わせ
なので、この時点で「1の方が多い」と結論付けられます。
なお、1~6月までの1と2の具体的な個数については、次のように計算しました。
【1の個数】
1。3.5月(31日)=15個×3
2、4、6月(30日)=14個×3
14×3+15×3=87
(または14×6+3=87)
【2の個数】
1か月につき14個なので、
14×6=84です。
このように途中からは指で数えるのではなく、かけ算を使って確実に求められました。